ユネスコワークショップ「Towards Sustainable Society」「ユネスコゲストとの懇談会」
実施報告
神戸大学男女共同参画推進室では平成22年3月27日(火)と28日(水)の両日にユネスコからジェンダーと科学の専門家を招きワークショップをを開催しました。このワークショップは、神戸大学教職員を対象に科学とジェンダーの融合およびその教育に関するユネスコの活動について学ぶことを目的に開催されました。
ワークショップ1では、始めに前男女共同参画推進室室長であり、人間発達環境学研究科研究科長の朴木佳緒留教授から、“Kobe University’s Promoting of Gender Equality”と題して神戸大学のこれまでの男女共同参画に関する取組について報告がありました。続いて、ツェンコヴァ・ルミャナ男女共同参画推進室長より、“Towards Sustainable Society” の表題で男女共同参画推進室が現在取り組んでいる「加速プログラム」における理系女性研究者支援について報告がありました。次に、ユネスコ自然科学部門プログラム専門員のDiana Malpede氏より“Science Towards Sustainable Societies: The Transformative Vision, Perspectives and Role of Women”と題して、持続可能な社会の構築に向けた科学と女性の役割につてお話しがありました。また、ユネスコ男女共同参画准専門官であるSara Callegari氏からは、“UNESCO’s Priority Gender Equality: Empowering Women for Sustainable Society”のテーマで、ユネスコが最優先課題とするGender Equalityの取組みについて講演がありました。

Diana Malpede氏

Sara Callegari氏
翌日のワークショップ2では、始めに“EU Institute in Japan, Kansai”と題して、学長補佐(EU学術交流担当)久保広正経済学研究科教授からEUに関する教育や研究交流に関して講演がありました。次に、Sara Callegari氏より、“Institutes under the Auspices of UNESCO: Requirements and Opportunities ”と題し、ユネスコが取り組んでいる後援・認証の制度についてご説明がありました。
両日とも、ユネスコの科学と男女共同参画推進のための活動について直接専門員からご説明を頂く良い機会となり、それぞれのご講演の後には活発な意見交換が行なわれました。


概要
日時 | ①2012年3月27日(火)14:30-17:00 ②2012年3月28日(水)10:30-12:45 |
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場所 | 27日:農学研究科大会議室 28日:本部大会議室 |
参加者 | -名 |
講師 |
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チラシ | 案内チラシ[PDF] |