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あいさつ

部門長あいさつ

 2022年4月の神戸大学学内改組により男女共同参画推進室は、インクルーシブキャンパス&ヘルスケアセンターのジェンダー平等推進部門と名称を変更することになりました。この改組と同時にジェンダー平等推進部門の部門長を拝命しました。

 中世ヨーロッパで教会や領主から破門された人が許されることを意味した「リハビリテーションRehabilitation:Re-(再び), habilis (適した),-action(すること)」という語は、古くは犯罪者の、近代では“障害とともに生きる人”の社会復帰の場面に使われてきました。現在の日本ではケガや病気の機能訓練を意味し、”障害とともに生きる人”の社会復帰の意味合いは薄れ、インクルーシブ(排除しない)社会への前進を感じ取っています。当事者と周囲のこの努力を見習い、われわれもジェンダー平等、ダイバーシティでインクルーシブ社会を希求し、行動していきたいと思います。

 ジェンダー平等推進部門は教職員・学生といった大学構成員はもとより社会における人権やダイバーシティが尊重される活動を推進します。名称は変更になりましたが男女共同参画推進室の事業を継続し、教育研究労働の環境づくり、ワークライフバランス、子育て、介護への支援、次世代を担う学生への教育・講座開講を進めてまいります。私はリハビリテーションの立場から人権や健康に携わってきた経験をこれらに活かしたいと考えています。

 ダイバーシティが尊重されたインクルーシブな社会へはみなさまお一人お一人の力が不可欠です。引き続きご協力のほどお願い申し上げます。 

神戸大学 インクルーシブキャンパス&ヘルスケアセンター ジェンダー平等推進部門 
野田 和惠(保健学研究科・准教授)

 

ジェンダー平等推進部門 メンバー

【部門長】野田 和恵(保健学研究科准教授)
【コーディネーター】谷 明勲 アレキサンダー ロニー
【スタッフ】中原 朝子(主任政策研究職員)川島 弓枝(事務員)