Women in Science and Education 女性研究者がリードする持続可能な社会
実施報告
神戸大学男女共同参画推進室では2011年12月19日 (月) に、ユネスコ後援のもと、国際シンポジウム「Women in Science and Education 女性研究者がリードする持続可能な社会」を開催しました。
本シンポジウムでは、ユネスコ男女共同参画担当課長 S. Gulser Corat氏より 「Where Are the Women? Gender Equality in Science and Education」 と題して、ユネスコが最優先課題とするGender Equalityの観点から、女性研究者を増やす取組みについて講演がありました。続いて、アメリカ化学会会長を務めた科学者 E.Ann Nalley氏より「Leadership Among Women in Science in the USA」 のテーマで、主にアメリカにおける女性化学者を取り巻く環境についてのお話がありました。
本学はユネスコとの協力関係を積極的に進めており、昨年もユネスコ事務局長室男女共同参画局長Saniye G. CORAT氏によって男女共同参画に関するトップマネジメント講演会を行っています。そのため学長からまず本学の男女参画推進に対する目標と現状を説明し、さらに今後もユネスコとの協力を継続したいとの意向を示しました。


S. Gulser Corat氏

E.Ann Nalley氏
また、2011年世界化学年の女性化学賞受賞者である、神戸大学特別顧問 相馬芳枝氏より「世界化学年と女性科学者」 と題して、神戸大学の女性研究者支援についてご講演がありました。

相馬芳枝氏
講演の後には、ツェンコヴァ・ルミャナ男女共同参画推進室長をコーディネータ-に、講演者に加え、長野宇規農学研究科准教授と茶谷絵理理学研究科准教授をパネリストとして、「理系の女性研究者を増やす取組み」についてディスカッションが行なわれました。
また、シンポジウムの最後には男女共同参画貢献賞表彰式が行なわれ、人間発達環境学研究科教授 近江戸伸子氏が受賞されました。会場には約110名が詰めかけ、盛況のうちに閉会しました。


近江戸伸子氏
アンケート結果
概要
日時 | 2011年12月19日 (月) 13:30~17:15 |
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場所 | 神戸大学百年記念館六甲ホール |
参加者 | -名 |
プログラム |
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チラシ | 案内チラシ[PDF] |