日本の女性研究者のキャリアを考える
開催報告
2013年7月14日に,国際神経行動学会のプレジデントを務めるAlison Mercer教授(ニュージーランド・オタゴ大学)を囲み,第2回キャリアアップカフェ2013「日本の女性研究者のキャリアを考える –Career as a woman researcher in Japan and New Zealand–」を開催しました。神戸大学で推進している加速プログラムの現状と課題について,ニュージーランドにおける女性研究者へのサポート体制と比較しながらの意見交換を行いました。
今回のキャリアアップカフェは,日本比較生理生化学会第35回姫路大会の後援行事として企画されました。同学会の神崎亮平会長(東京大学教授),岡山大学男女共同参画推進室長の富岡憲治教授をはじめ,多くの他大学の学会員にもご参加頂き,学会や他大学での取り組みなどもご紹介頂きました。
Mercer先生からは,日本とニュージーランドが同じようなシステムで女性研究者の養成に取り組んでいること,いかにそれを継続していくかが今後の課題となることなどが話題として挙げられました。後半は,参加者それぞれのこれまでのキャリアについて自己紹介を交えてお話頂き,多様なキャリア形成のあり方について考える良い機会となりました。参加した女子大学院生も,先輩女性研究者の経験談に熱心に耳を傾けていました。
概要
日時 | 2013年7月14日(日) |
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場所 | イーグレミレ(イーグレひめじ4F)オープンスペース |
参加者 | 18名 ※神戸大学関係者7名 |
報告者 |
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