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キャリアカフェ
「医学系女性研究者に今、求められていること、必要なこと」

開催報告

 平成20年6月28日、第3回キャリアカフェ2008「医学系女性研究者に今、求められていること、必要なこと」を神戸大学附属病院D & Nブラッシュアップセンターと共催で、楠キャンパスの神緑会館で開催しました。学内外から26名が参加しました。

 はじめに、稲葉カヨ京都大学生命科学研究科教授・京都大学女性研究者支援センター長が「研究者への道〜樹状細胞と出逢って〜」という題で講演しました。免疫作用において重要な役割を担っている樹状細胞の働きを、通説を覆して解明していく研究過程を中心に、研究者への第一歩である大学院進学の際に専門を変えたというエピソード、留学先の米国ロックフェラー大学の紹介、研究を進める上で大切な考え方などを交えた濃密な内容でした。

 また、女性研究者支援センター長として、女性研究者育成支援の京都大学モデルの取り組みについて説明しました。京都大学では、女性研究者の比率を2016年度で20%を目標とする、といった積極的な取り組みがされています。フリートークでも、京都大学での取り組みについての質問や意見が多く出されました。

キャリアカフェ2008

概要

日時 2008年6月28日(土)13:00-15:00
場所 楠キャンパスの神緑会館
参加者 26名
講師

稲葉 カヨ氏
(京都大学生命科学研究科教授・京都大学女性研究者支援センター長)

共催 神戸大学附属病院D & Nブラッシュアップセンター