環境測定機器を借りることが出来るのか知りたい

実験室や研究室内で、化学物質のばく露防止措置を取る際に、環境測定が必要になることがあります。そのようなときのために、福利安全グループでは下記の測定機器を所有して、必要に応じて貸出しを行っております。

測定機器の貸し出しが必要な場合は、専用用紙に必要事項を記入しメールで送付ください。

1. 株式会社ガステック製　気体採取セット

測定したい機体に応じた検知管を取付け、正確に定量の雰囲気空気を吸引して検知管の色の変化で気体濃度を測定するための採取セットです。
検知管は、それぞれ採取セットを使用する研究室で準備いただきます。

株式会社ガステック製　気体採取セット

気体採取セットでは、通常、数十秒から数分間で気体を採取し、検知管を反応させます。しかし実験の内容や、測定したい状況によっては、もっと長時間の気体採取が必要になることがあります。そのようなときは、この自動ガス採取装置に専用の検知管を取り付けて測定します。

検知管は、それぞれ採取セットを使用する研究室で準備いただきます。また乾電池の交換が必要な場合も、各研究室で対応いただきます

株式会社ガステック製　自動ガス採取装置 GSP-500FT

局所排気装置の性能（制御風速）を測定したり、室内の空気の流れを定量的に測定する際に使用する風速計です。
自動補正された風速値を示し、分解能は0.01m/sです。

なお貸し出しする機器は旧仕様ですが、性能は同等です。

また使用途中で乾電池電圧が低下した場合、新しい乾電池は使用者が準備ください。

株式会社テストー製　熱線式風速計 testo425

従来までの身体に毒性のある塩化スズを使用しているタイプではなく、プロピレングリコールとグリセリンをヒーターで加熱してガス化し、白煙を発生させる装置です。

気体の流れを可視化できるので、局所排気装置で乱流が発生していないかの確認や、部屋を全体換気するときの換気扇や扇風機の配置を検討する際に有効です。

白煙を発生させるカートリッジは、一回の貸出に二個附属します。それ以上必要な場合は有償でお分けします。

ヒーターを使用するため電池の消耗が早い機器です。電池切れの際の新しい電池は使用者が準備ください。