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理系志望の女子向けオープンキャンパス2008

開催報告

 女子高校生の理系進路選択を支援するため、「女子高校生のためのオープンキャンパス」を平成20年8月8日、工学部学生ホールで開催しました。神戸大学では初めての女子高校生向けオープンキャンパスでしたが、当初の予定を上回って約80名の参加者がありました。

 まず相馬芳枝特別顧問が、科学の楽しさについて触れながら、夢中になるものを見つけ果敢にチャレンジしてほしいと激励しました。続いて鍬田泰子工学研究科准教授が、工学部の女性比率等について説明し、理系・文系の進路選択についてアドバイスしました。また、工学部女子学生2名が大学生活についてショートスピーチをしました。

 その後、少人数に分かれて工学部の女子学生を囲み、自由に話し合いました。 女子高校生からは、「理系教科が苦手だけどやっていける?」「学部、大学院の違いは?」「アルバイトはできる?」など、活発な質問が出されました。

 一般に女子高校生は理系、特に工学系に進学することについて、ある種の「ためらい」を持っていると言われています。そのため、女子の理系への進路選択支援は「次世代育成事業」として、文部科学省も重視しています。これらを受けて、今回神戸大学では初めて試みましたが、アンケートでは、「パンフレットや資料に載っていない大学生活のことが聞けてよかった」「気軽な感じで話しが聞けてよかった」や「工学部へ行きたいという気持ちが強くなった」という感想が寄せられました。

概要

内容 女子高校生を対象にした理系の進路選択を支援するためのオープンキャンパスを実施します。お茶を飲みながら、気軽に大学生活や勉強について先輩に質問することができます。
日時 2008年8月8日(金) 16:30~受付開始
場所 工学部学生ホール「AMEC3」(学内セブンイレブン向い)
参加者 約80名
プログラム
  • 16:30~ 受付開始 ※工学部オープンキャンパス終了後
  • 16:40~ ウェルカムメッセージ 相馬特別顧問(猿橋賞受賞者)
          工学部の女性教員、女子学生によるスピーチ
  • 17:30~ 各テーブルに別れて、在学生を交えてトーク
  • 17:45~ アンケート記入