現代のように急激に変化する社会において、自分らしく活動の場を広げ、充実した人生を送るには、社会人になってからも学び直しが重要です。「リカレント教育」とは、そうした社会変化への対応や自己実現を図るための社会人の学び直し全般を指し、いわゆる「リスキリング」を含みます。
神戸大学では、「学理と実際の調和」を建学の理念としており、社会人の学び直しの機会を提供することを大学の果たすべき重要な社会貢献の一つと位置付けています。第4期中期目標・中期計画においても、「産業界や地域社会等の変化に応じて、社会人向けの新たな教育プログラムを機動的に構築し、数理・データサイエンス・AIなど新たなリテラシーを身に付けた人材や、既存知識をリバイズした付加価値のある人材を養成することで、社会人のキャリアアップを支援する」ことを目標の一つとして掲げています。
リカレント教育推進室では、総合大学である神戸大学の理念と強みを生かし、人文・人間科学系、社会科学系、自然科学系、生命医学系諸分野で蓄積した卓越した知的資源を利用して、以下の方針に基づき、多様で柔軟な実践的教育を社会と協働して推進しています。社会に開かれた神戸大学の多様な学びの機会をご利用いただき、社会と大学の循環の輪が幾重にも繋がっていくことを願っています。