2021 年度 神戸大学 ダイバーシティフォーラム 「男性の育児休業から考える ワーク・ライフ・バランス」
開催日時 | 2022年3月16日(水) |
開催方法 | オンライン(Zoomウェビナー) |
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参加者(当日) | 105名 | 備考 | |
内容 | 開会挨拶:奥村 弘 氏(神戸大学 男女共同参画担当理事)
講演: |
レポート
2022年3月16日、2021年度神戸大学 ダイバーシティフォーラム「男性の育児休業から考えるワーク・ライフ・バランス」をオンラインで開催しました。
2022年4月から段階的に施行される「改正育児・介護休業法」では、4月からは、組織に育児 休業に関する周知・意向確認が義務付けられます。また10月からは、育児休業の2回に分けた取得を可能にするとともに、産後パパ育休という名称で出生時の育児休業が創設されるなど、男性の育児への積極的な参加を促しています。このような法律の改正が、男性の働き方だけでなく、職場におけるあらゆる人のコミュニケーションのあり方や、働き方の見直しにつながり、さらには一人一人が自身のワーク・ライフ・バランスを考える契機になるのではないかと考え、法律の改正ポイント、ワーク・ライフ・バランスの考え方、そして実際に育児休業を取得された男性教職員の方の講演から学ぶことを目的に開催しました。
奥村弘 神戸大学男女共同参画担当理事の開会挨拶の後、保険労務士の清水賀奈子先生から4月から施行される改正育児・介護休業法について改正の重要ポイントを説明いただくとともに、意向確認を通じた上司と部下のコミュニケーションの重要性をお話しいただきました。続く基調講演では神戸大学経営学研究科 上林憲雄先生からは、 そもそもワーク・ライフ・バランスにはどんな意義があり, どういった過ちに陥りやすいかワークとライフのあり方について学界の先端的知見をご講演いただきました。
休憩をはさみ後半の男性の育児休業取得者からの報告では、井澤和大先生(保健学研究科)、土田修平先生(工学研究科)、本庄弘樹氏(総務部人事課)の3名の方の育児休業取得の経緯、育児の経験等をご自身の体験を基にお話しいただきました。
当日は105名の方に視聴いただきました。当日の資料は一部、男女共同参画推進室HPに掲載しておりますのでご覧いただければ幸いです。
アンケート
アンケート結果はこちら[PDF]講演資料
講師の方からご了解いただいた講演資料を掲載しております。【資料】趣旨説明[PDF]
【資料】講演:清水 賀奈子 氏(社会保険労務士清水事務所 所長)
「育児・介護休業法 改正ポイント」[PDF]
【資料】基調講演:上林 憲雄 氏(神戸大学経営学研究科 教授)
「これからのワーク・ライフ・バランスを考える― 正しい理解と活用へ向けて ―」[PDF]
【資料】育児休業取得者からの報告:
井澤 和大 氏(神戸大学保健学研究科 准教授)「男性育休のススメ!」[PDF]
土田 修平 氏(神戸大学工学研究科 特命助教)「育児休業取得者からの報告」[PDF]
本庄 弘樹 氏(神戸大学総務部人事課 主任)「男性育休から考えるワークライフバランスセミナー」[PDF]