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活動報告/ACTIVITY Report活動報告/ACTIVITY Report

2018.02.26  

【地域づくりの基礎知識】シリーズ刊行!

ひょうご神戸プラットフォームでは、歴史と文化・自然と環境・子育て高齢化対策・安心安全な地域社会・イノベーションの5領域ごとに教育プログラムの開発を行い、その成果を「シリーズ 地域づくりの基礎知識」として、神戸大学出版会から出版していきます。これらの書籍は、書店店頭に並んでおり、購入が可能です。いずれも、具体例が紹介されており、魅力ある「まち」づくりや「ひと」を育てていくヒントが得られます。

今年1月には、第1冊目として「歴史と文化」領域から『地域歴史遺産と現代社会』を出版しました。 第2冊目は、「子育て高齢化対策」の領域から『子育て支援と高齢者福祉』が今春発行される予定です。

神戸大学出版会ホームページ

「地域歴史遺産と現代社会」
平成30年1月刊行

奥村弘・村井良介・木村修二編『地域歴史遺産と現代社会』

地域の歴史や文化を社会的に活用するにはどうすればいいのか―いま日本各地で取り組まれている大きな課題でもある。神戸大学では、阪神・淡路大震災を契機に歴史資料の保全や、自治体・地域団体とともに地域の歴史と文化を守り育てる活動を実践してきた。本書はその具体例を示しながら、魅力ある「地域」と「ひと」を創り出すヒントを紹介していく。

【内容の一部】
歴史と文化を活かした地域づくりと地域歴史遺産/地域史と自治体史編纂事業/古文書の可能性/「今」を遺す,「未来」へ伝える-災害アーカイブを手がかりに-/歴史的町並み保存の「真実性」について/近代の歴史的建築物と地域/民俗文化と地域-但馬地域の事例を中心に- /「在野のアーキビスト」論と地域歴史遺産/連携事業の意義-成功例と失敗例から-