2019年9月、神戸大学は新たにVisegrad Grantsのプロジェクトである‘Comparing Responses to Global Transformations – Regime Changes in the V4 and Japan’(Project ID:21920058)に採択されました。Visegrad Grantsは、2000年にハンガリー、チェコ、スロバキア、ポーランド(V4)の政府により、800万€の資金を原資にVisegrad Fund が設立され、V4地域間、もしくはその他の諸国、特に西バルカン諸国との地域との連携を促進することを目的として実施している助成事業の一つです。

採択されたプログラムは、2020年4月から1年半(三学期間)に渡り神戸大学がV4地域の研究者との間ですでに築いたネットワークを活用し、教育コースの開講、研究者間の共同研究や国際会議/ワークショップの開催を組み合わせ、研究者だけでなく、教育コースに登録する学生が参加する教育・研究プロジェクトです。プロジェクトは、神戸大学のV4諸国の協定校である、１)ヤゲウォ大学(ポーランド)、２）エトヴェシュ・ロラーンド大学(ハンガリー)、３）カレル大学(チェコ)、４）コメニウス大学(スロヴァキア)とのコンソーシアムにより運営されます。

コンソーシアム

• [コーディネーター] 神戸大学 (日本)
• ヤゲウォ大学哲学部比較文明研究所 (ポーランド)
• エトヴェシュ・ロラーンド大学社会学部政治国際関係学研究所 (ハンガリー)
• カレル大学教養学部 (チェコ)
• コメニウス大学教養学部政治学科 (スロバキア)

活動

神戸大学は2015年5月、ヤゲウォ大学比較文明研究所内に神戸大学ポーランド拠点(クラクフ)を設立し、V4諸国を含む中東欧諸国の協定校と積極的に国際交流活動を行っています。