生きた英語に触れる、フィリピンでの3週間〜世界へ羽ばたくための、第一歩〜

農学部
神戸GCP UPLB 農学英語コース
久禮 梓
神戸GCP UPLB 農学英語コース
神戸大学GCPの一環として、農学部が実施する3週間のフィリピン・UPLB派遣プログラムです。
現地学生との交流を通じて英語運用力を高め、IRRIなどの農学関連施設や文化遺産を訪問し、研究最前線やフィリピンの自然・文化を体感します。
参加したプログラムについて教えてください
農学部と理学部の1,2年生約30名が、春休みに3週間フィリピン大学ロスバニョス校(UPLB)に滞在する英語研修プログラムです。
平日は、午前午後3時間ずつ授業を受けて、放課後は8班に分かれて2時間UPLBの学生とキャンパス内外にでかけます。夕食後は発音や宿題をみてくれるナイトセッションがあります。他にカラオケ大会、「緑の革命」の米を開発した国際イネ研究所を含むUPLBツアー、エスクデーロ村観光、マニラ旅行、市場ツアー、ラボ見学もあり、英語研修以外も魅力が詰まっています。
プログラムを履修しようと思ったきっかけは?
大学生になったら海外、特に熱帯の植生が見られるところに行ってみたいと思っていました。しかし、これまで海外に行ったことがなかったため、個人で行くほどの勇気はありませんでした。そんななか、高校3年生で行った神戸大学のオープンキャンパスで、このプログラムを知りました。先輩がとても楽しかったと話していたことが印象に残っており、農理学部の教員が全日程帯同するなど、サポートもしっかりしているため、参加を決めました。

プログラムに参加してどんな力が身につきましたか。
英語のアドリブ力だと思います。私はわりと完璧主義なので、これまで英語のプレゼンは必ず原稿を丸暗記して臨んでいました。しかし今回の講義課題では、5-7分間のデモンストレーションの原稿を丸暗記するには分量が多すぎ、準備期間も短すぎました。だから、重要なところや、咄嗟に考えて言うのは難しそうな部分だけを暗記しました。プレゼンが始まるまでは不安でしたが、本番は意外と楽しむ余裕を持ちながらできて、嬉しかったし、自信につながりました。

プログラムの中で一番苦労したことは?
6人グループでのVlog(動画)の課題です。講義開始後2週間で、学んだことを5分以内の動画にするのですが、予定がみっちりで、集まって相談するのが難しかったです。さらに、動画編集は未経験の人も多く、役割分担も難しかったです。最終的に、動画編集に慣れている人がテンプレートを決め、他のメンバーも同じアプリをパソコンに入れて、各自の担当部分を仕上げました。新たなスキルを身につけることができ、みんなで真剣に取り組んだ分、とてもいい仕上がりになって、Best Vlog Awardをいただけて嬉しかったです。
このプログラムを履修して一番影響を受けたと感じることは?
フィリピン人の人柄に一番影響を受けたと思います。みんな、とても明るくてフレンドリー。そして、場を盛り上げるのも自分たちが楽しむのも上手です。カラオケ大会前日は、ダンスの振付を一緒に考えてくれました。帰国してからも連絡を取り続ける友達ができました。私は今回とは逆に、高校生のときに東南アジアからの留学生を受け入れた経験があります。今回より長期間だったのに、ここまで深く打ち解けられなかったことを、改めて少し心残りにも感じています。

この学びを今後どのように生かしたいと考えていますか?
神戸大学では、教養キャンパスで受ける英語の授業は1年生だけで、2年生からは、専門科目に英語科目はあっても、これまでのような英語の授業はありません。なかなか自主的に英語学習のモチベーションは保ちにくいと思いますが、2年生になる前の春休みにこのプログラムに参加したことで、これからも英語学習を頑張ろうと思うきっかけになりました。また、日本で留学生に出会ったときに、私たちがフィリピンでしてもらったように、もっと積極的に関わりたいと思っています。
これから神戸大学を受験する生徒たちにメッセージをお願いします。
神戸大学ではユニークで魅力的なさまざまなことを経験できます。私は、今回の留学だけでなく、社会で活躍するトップリーダーがオムニバス形式で講義する連続リレー講座を受けたり、六甲山を2日間かけて縦走して健康スポーツの単位を取ったりしました。英語とフランス語の上級者クラスにも挑戦しました。部活ではフィギュアスケート、サークル活動では丹波篠山で農業ボランティアをしています。
神戸大学を選んでよかったと思います。ぜひみなさんにも、神戸大学に入学して、充実した学生生活を送ってもらいたいです!