EURAXESS Japanは11月22日(水)、EU・日本・インドの半導体研究とイノベーションに関するウェビナー「INNOVATION DAY WEBINAR: "Semiconductor Research and Innovation: EU, India and Japan Perspectives"」を開催します。
現在、生活やビジネスのデジタル化が急速に進展する中、半導体市場は活況を呈しています。リモートワーク、AIの成長、電気自動車の需要急増といったメガトレンドの中で、メーカーや設計者はその機会を享受するために努力しています。世界経済と地政学的な趨勢の変化にもかかわらず、半導体産業の見通しは明るいと言えます。成長が長期的に続くと予想される中、政府機関、業界リーダー、資金提供機関が直面する課題は、研究開発、生産、調達を戦略的に行い、有望な分野を開拓することです。EUは、2023年の欧州半導体法を足掛かりに、半導体不足に対処し、欧州の技術的リーダーシップを強化しようとしています。
本ウェビナーはEU・インド・日本が共催する初のイベントとして、半導体分野における各方面の注目すべきプロジェクトやイニシアチブを紹介するとともに、最近の協力関係の進展について議論します。
参加費は無料、こちらのリンクから事前登録が可能です。
皆さまのご参加をお待ちしております。
半導体に関する日・EU協力について
2023年半ば、EUと日本は、共同研究開発プログラムを促進するための覚書に調印しました。この協定において、半導体分野における協力は、EUでは半導体共同事業体の枠組み、日本では関連する日本の制度の下で進められることとなりました。将来的な半導体の研究開発協力は、大学、研究・技術機関、主要産業関係者、およびその他のステークホルダーの積極的な参加を奨励することを目的としています。同時に、両国は、交流ワークショップの開催を通じて、相互に関心を有する分野での半導体高度技術を養成するための協力を進めることも計画しています。
日印半導体協力について
上記と同様に、日本とインドは今年、両国間の協力を強化し、半導体サプライチェーンの強靭性を強化する目的で「日印半導体サプライチェーンパートナーシップ」を締結しました。そのフォローアップとして、半導体、水素燃料、その他先端分野での協力を促進するために政策対話を開始する予定です。また、最適なサプライチェーンの構築を目指し、技術・材料開発や専門家の育成など、両国の得意分野に投資する方針です。
EURAXESS India and Japanについて
EURAXESS Indiaと EURAXESS Japanは、欧州でのキャリア構築を目指す有望な研究者のために、一元化されたネットワーキングプラットフォームであり、情報ツールです。欧州の研究政策や研究助成プログラム、研究機会に関する情報、欧州で研究者としてのキャリアを積むための実践的なヒント、他の研究者とのネットワーキングの機会を提供しています。
日欧産業協力センターについて
日欧産業協力センターは、1987年に欧州委員会(成長総局)と日本政府(経済産業省)によって設立された合弁事業であり、EUと日本の企業間の経験やノウハウの交換を促進することによって、EUと日本の間のあらゆる形態の産業、貿易、投資協力を促進し、両国の企業の競争力と協力関係を向上させることを目的としています。
INNOVATION DAY WEBINAR: "Semiconductor Research and Innovation: EU, India and Japan Perspectives"
- 日時:
- 2023年11月22日(水)日本時間17:00-19:00
- 言語:
- 英語(同時通訳はありません)
- 様式:
- ウェビナー(Zoom)
- 参加費:
- 無料
- 参加登録:
- 事前登録をお願いします(登録はこちら)
- 主催:
- EURAXESS Japan、EURAXESS India、日欧産業協力センター
- プログラム: