EURAXESS Japanは9月6日(水)、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)と共同で、多様性と女性研究者のエンパワメントをテーマにしたウェビナーを開催します。
女性研究者は、STEM(科学、技術、数学、工学)分野において、世界的に見ても適切に代表されていません。研究テーマに限らず、研究者の性別が、研究の質に対する評価に影響を及ぼす可能性があります。この傾向に関するいくつかの観察的な研究があり、同じ内容の科学研究でも男性によるものの方が、同じ分野で女性が行った研究よりも高い質に関連付けられる可能性が指摘されています。また、研究者の移動や学術交流においても、男性の方が女性よりも魅力的な候補と見なされる傾向があります。
このウェビナーでは、科学におけるジェンダーバイアスの現状を、欧州と日本の観点から取り上げます。また、「マチルダ効果」と呼ばれる、女性研究者の実績が過小評価される傾向に対する解決策や、ジェンダーバイアスが科学コミュニケーションにどのような影響を及ぼすかも考えます。さらに、女性研究者を対象にした助成金のベストプラクティスをご紹介します。また、性役割に対する期待の不一致が研究の質の評価や共同研究への関心にどのような影響を及ぼすのか、これまでにどのような取り組みが行われてきたか、助成金や他の援助手段を通じてどのような変化がもたらされたかについても議論する予定です。
参加費は無料、こちらのリンク から事前登録が可能です。
皆さまのご参加をお待ちしております。
「EMPOWERMENT of FEMALE RESEARCHERS: DIVERSITY in EU and JAPAN Perspectives」
- 日時:
- 2023年9月6日(水)日本時間16:00-18:00
- 言語:
- 英語
- 様式:
- オンラインウェビナー
- 参加費:
- 無料
- 参加登録:
- 必要(登録はこちら)
- 主催:
- EURAXESS Japan, 国立研究開発法人科学技術振興機構
- プログラム: