12月14日(水)ウェビナー「EURAXESS Rickshaw Roadshow 北欧・日本間の科学イノベーション協力の機会と展望」の開催

日本とEUの間にある多様な連携を地域ごとに紹介するウェビナー「ユーラクセス・リクショー・ロードショー」は、日本で展開されている日欧連携のノウハウと展望を発信します。

今回のウェビナーでは、北欧5か国と日本の間にある研究教育・イノベーション創出の協働枠組みを事例に、国境、そして学術界と産業界の垣根を超えた科学・イノベーション連携の機会とそのポテンシャルについて紹介します。

北欧諸国は、教育費や医療費が幅広くカバーされる手厚い社会保障、柔軟なキャリアパスの実現を支えるリカレント教育、性別や年齢にとらわれない平等な人間関係などの社会基盤に支えられ、先進的な研究とスタートアップエコシステムが高く評価されています。また、政府レベルでは、「2030年までに世界で最も持続可能かつ統合された地域になる」というビジョンを掲げ、その実現に向けた取り組みが行われています。こうしたイニシアチブを背景に、北欧と日本の間でも活発な研究教育・イノベーション創出のための協働が行われています。

本ウェビナーでは、北欧と日本のイノベーション創出スタートアップを支援するノルディックイノベーションハウス東京(NIH東京)*、および、(MIRAI2.0**)をはじめとする日本・スウェーデン間の研究教育・イノベーション協力の取り組みにスポットライトを当て、北欧-日本間の科学・イノベーション連携の実際の機会と課題について展望します。

本ウェビナーは、これらの情報提供を通じて、日本と欧州の研究者、企業・研究機関の方をはじめ、北欧日本間の協力関係全般にご関心のある方全般に対し、日欧連携のための機会とインスピレーションを提供することを目的とします。

*NIH東京では、北欧と日本に共通するヘルスケア、再生可能エネルギー、スマートシティ、デジタル化といった社会課題を中心に、北欧と日本のスタートアップ及び成長企業の協働を支援しています。

**日本とスウェーデンの20の大学で構成する大学間コンソーシアムが実施する研究教育・イノベーション協働プロジェクト。高齢化、材料科学、持続可能性、人工知能の分野を中心に若手研究者間の研究交流だけでなく、産学連携も含めた共同研究に対するファンディングの提供を模索しています。 European Research Days Japan 2022 (ERD) は、EURAXESS Japanがパートナーとともに毎年開催する恒例イベントです。日本で活躍する研究者、イノベーター、実務家、専門家が最新の研究成果を紹介し、日本・EUの参加者との協力やネットワーキングの機会を提供するプラットフォームです。

参加費は無料、こちらのリンクから事前登録が可能です。

皆さまのご参加をお待ちしております。

ウェビナー概要

名称:
EURAXESS Rickshaw Roadshow 北欧・日本間の科学イノベーション協力の機会と展望
日時:
2022年12月14日(水)17:00-18:00
言語:
英語
様式:
オンラインウェビナー
参加費:
無料
参加登録:
必要(登録はこちら
スピーカー:
1. Manuel Hubert

Minister Counsellor, EU Delegation to Japan Managing Director, EU-Japan Centre for Industrial Cooperation

2. Niklas Karvonen
Community Director, Nordic Innovation House Tokyo

3. Mats Persson
Science and Innovation Counsellor, Swedish Embassy in Japan

 

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