「インクルーシブキャンパス・デイズ 2025」を開催しました
テーマ
あなたも、わたしも、みんなでつくる インクルーシブキャンパス
~どんな性・ジェンダーの人も安心できるキャンパスについて考えよう~

開催報告
神戸大学では2018年に多様性を尊重することをめざす「ダイバーシティ推進宣言」を公表しましたが、宣言が掲げるキャンパスの実現には、依然として多くの課題が残されています。そこで、あらゆる性別・ジェンダーの方々が安心して過ごせるキャンパスについて考える「インクルーシブキャンパス・デイズ」を企画し、映画上映とトークセッションを「ジェンダーとセクシュアリティ」の公開授業として実施しました。
第1回(2025年11月20日)
「SOGIESC から多様な性・ジェンダーを考える」をテーマに開催し、学生・教職員および学外参加者の計76名が参加しました。当日は、浅沼智也監督の「 I Am Here ~私たちは ともに生きている~」を上映後、青山薫先生・工藤晴子先生(国際文化学研究科)、アレキサンダーコーディネーター(ジェンダー平等推進部部門)によるトークを実施しました。映画は、様々なトランスジェンダーの当事者が自らの生き辛さや喜び、日本の問題点などについて語るという内容で、多くのことに気づかせてくれる作品でした。その後のトークでは、二元論に基づくジェンダー規範の根強さ、トランスジェンダーの人だけではなく、私たちや社会全体で変化を求める必要があること、外観や特徴だけで判断する問題点などが取り上げられ、学びを深める有意義な時間となりました。

第2回(2026年1月29日)
「トイレから多様な性・ジェンダーを考える」をテーマに開催し、学生・教職員および学外参加者の計62名が参加しました。当日は、海外のトイレ事情を扱った短編映画2本の上映と、ひびのまこと氏(関西クィア映画祭代表)による講演を行いました。講演では、男女という選択肢しかないことの問題点を、具体例をあげながら整理し、参加者からの質問にも丁寧に回答していただきました。 アンケートでは、「人の性やジェンダーは本人にしか分からない」というひびの氏の言葉がとくに印象に残ったという声が多く寄せられました。トイレという身近な空間を切り口に、性別で区分されることの意味や「安全性」「使いやすさ」が立場によって異なることを共有し、誰もが安心して過ごせるキャンパスや社会について考える機会となりました。

おしゃべりカフェ(2025年11月27日・2026年1月29日)
インクルーシブキャンパス・デイズの一環として、お昼休みに、学生や教職員が授業で上映した映画の感想や多様な性・ジェンダーについて安心して自由に語り合うことができる「おしゃべりカフェ」を開催しました。
今回は少人数での開催となりましたが、有意義な話ができました。今後は定期的に「おしゃべりカフェ」を開催する予定ですので、みなさまのご参加をお待ちしています。
アンケート結果



