室長挨拶

SHIRAI Yasuhito




神戸は、1868年に開港した神戸港を中心に国際都市として発展してきました。その神戸に位置する神戸大学は、国内外から国際性が求められています。また、戦後には六甲ハイツ地区に米軍キャンプがおかれるなど、米州と神戸大学との縁を感じさせる史実もあります。その米州と神戸大学との橋渡しをすべく、米州交流室は、米州の研究者の招聘や国際シンポジウム等の開催を通して、本学と米州の大学との先端的共同研究の推進などを支援してきました。現在では、神戸大学は北米30校、中南米7校の米州の大学と交流協定を締結し(2020年11月現在)、学術協力や学生交流などの交流活動を行っており、米州の大学への留学経験を有する教員も多数在籍しています。

しかし、これまでの神戸大学と米州の大学との関係は、個々の教員の活動に頼るところが多く、まだまだ発展途上にあるといえます。また、語学留学や研究留学など、学生の米州の大学への関心も強く、大学のサポート体制の更なる充実が望まれます。さらに、誰も予想しなかった新型コロナウイルスが世界的猛威を振るい、国際交流のあり方も問われています。このような状況の中、神戸大学は、兵庫県及び兵庫県国際交流協会のご協力を得て、昨年神戸大学シアトル拠点を開設致しました。これを足がかりに、研究・教育における相互的発展を目指して、神戸大学と米州の大学との関係強化に努めて参りたいと思います。特に、これまでの活動に加えて、各室員が米州の重点大学を担当するなど、中・長期的な視点を持ち、リモートの活用など新しい試みにも取り組んで参りたいと思います。

真の国際化とは、「言葉を話せることではなく、世界で起こる様々な事象をいかに自分のこととして捉えられるかということ」ではないかと思っています。即ち、国際交流は「人」と「人」のつながりであり、その細い糸を紡ぎ大きくしていくのが、米州交流室のあるべき姿だと思います。神戸大学に学び・研究する学生及び教員のため、微力ながら尽力して参りたいと思いますので、何卒ご指導・ご鞭撻のほど宜しくお願い致します。

米州交流室長 白井 康仁

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