本研究科においては,「博士課程を経ない者」の学位論文審査については,課程修了者に授与する学位論文に関する日程に準じて行うこととしています。
課程修了者に授与する学位論文審査に関する日程のうち, 正式な学位論文申請の受付期間は課程修了者の日程に準じます。
課程修了者の場合, 各受付期間に応じた予備検討委員会による予備検討を経て専攻長会議を開催し, 学位審査に値するかどうかの最終判定を行うこととしています。
「博士課程を経ない者」の場合, この予備検討に当たるものとして内見委員会による内見があり, この内見を経て, 専攻会議を行うこととしています。なお, 内見の申出から内見結果の研究科長への報告に関する規定として, 「神戸大学大学院システム情報学研究科における博士課程を経ない者の学位論文草稿の内見に関する申合せ」が定められていますので参照ください。
平成25年4月1日
博士課程を経ない者で, 神戸大学大学院システム情報学研究科に学位の授与を申請をしようとする者(以下「学位申請希望者」という。)があるときは, その申請に先立ち, 学位論文の草稿の内見に関し, 必要な事項を定めるものとする。
1. 内見の申し出 学位申請希望者は,学位論文の草稿の内容に関係の深い学術領域の研究科博士課程相当の教授又は准教授に学位論文の草稿の内見を申し出るものとする。
学位論文草稿の内見の申し出を受けた教員は,学位論文草稿の学術領域との関連性等を確認した上で,内見受理教員となるときは,学位申請希望者に次の書類等を提出させるものとする。 論文目録 1部 学位論文の草稿 必要部数 論文内容の要旨の草稿 必要部数 その他の参考論文
2. 内見委員会 内見受理教員は,学位申請希望者ごとに,内見委員会を設けるものとする。内見委員会は,内見受理教員及び内見受理教員から委嘱された内見受理教員が所属する専攻の研究科博士課程担当相当の教授又は准教授(うち,教授2人以上を含む。)の合計2人以上をもって組織する。 内見受理教員は,必要があると認めるときは,前項に定めるもののほか,当該学位論文の草稿の内容に関係の深い学術領域の研究科博士課程担当相当の者を内見委員会に加えることができる。 内見委員会の委員長は,学位論文の草稿の内容に関係の深い学術領域の教授又は准教授をもって充てる。 内見委員会は,学位論文草稿等の内容の検討を行い,学位審査に値するか否か及び申請しようとする学位に付記する専攻分野の名称の適否を判定するものとする。 内見委員会は,学位申請希望者の学位申請資格の有無の審査を必要と認めたときは,学位申請希望者に次の書類を提出させて,研究科長に学位申請資格審査委員会の開催を求めることができる。 (1) 履歴書 1部 (2) 最終出身学校の卒業証明書又は修了証明書 1部 (3) 在職・研究従事内容証明書 1部
内見委員会の委員長は,内見が終了したときは,学位論文草稿内見報告書(様式5)を専攻長を経て,専攻会議に提出するものとする。 3. 審査委員候補者の選出 専攻会議は,学位論文草稿内見結果報告書に基づき,学位審査に値するか否か及び申請しようとする学位に付記する専攻分野の名称の適否を判定し,学位審査に値すると判定された学位申請希望者ごとに,学位論文審査委員候補者(主査及び副査の候補者)3人以上を選出するものとする。
学位論文審査委員候補者は,当該学位論文の専門分野の教授を主査とし,研究科の教員3人以上(内,主査と同一専攻の教授2人以上,主査の所属する専攻外の教授1人以上を含む)をもって充てる。 専攻会議は,必要があると認めるときは,前項に定めるもののほか,当該学位論文の草稿の内容に関係の深い学術領域の研究科博士課程担当相当の者を学位論文審査委員候補者に加えることができる。 4. 研究科長への届出 専攻長は,専攻会議終了後直ちに,学位論文草稿内見結果報告書及び学位論文提出予定者・審査委員候補者名簿(論文博士)(様式6)を研究科長に提出するものとする。(履歴書を1部添付するものとする。)
この申合せは,平成25年4月1日から施行する。
(2013.12.18更新)