共同研究課題（タイトル）

乳幼児期の発達障害に対する支援についてー保育所等訪問支援の活用とその充実をはかるー

共同研究概要

　障害児の保育サービス分野には、多くの女性企業家が参入している。平成24年度の児童福祉法の改正により、障害児施設の一元化および通所サービスの実施主体が見直され、障害児は身近な地域でどの障害に対しても支援を受けることが可能となった。その一環として保育所等訪問支援制度が各自治体で整備されてきている。保育所等訪問支援では、子どもの集団生活場面において、医療・教育の専門家が各々の視点から助言を行い、「気づきの段階」から発達を支えようとするものである。だが、児童発達支援事業所や放課後等デイサービスなどと比較して、その支援の利用は伸び悩んでいる（平成26年1月時点での利用者数はおよそ1200人（厚労省））。本研究では、神戸･阪神地区における保育所等訪問支援のサービスの利用実態を調査するとともに、幼児教育・医療専門職者の視点から保育所等訪問支援サービスに対する意見を集約して、サービスを検証することを目的とする。利用者側の視点とともにサービスを提供する側（児童発達支援センターや事業所など）の意見を調査・検証し、より良い制度設計を自治体に提言したいと考えている。

学内共同研究者

学外（連携機関）共同研究者

その他機関の共同研究

学外共同研究者

企業共同研究者

メンター

研究メンター

プロモーションメンター