違和感が世界を変える−科学におけるマイノリティのススメ

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違和感が世界を変える−科学におけるマイノリティのススメ

イノベーションはどんな心に芽吹くと思いますか?

ふと感じた小さな疑問に素直にこだわる、世の中の「当たり前」に「なんで?」と思う、「偉い先生」の説なのに(うまく表現できないけれど)「ちょっと違う」を感じてしまう、そんな心――そうなのです! 今までの科学技術イノベーションは全て、「当たり前」への疑問から始まっているのです。ニュートンのリンゴの伝承を引くまでもなく、科学の出発点には常に、「当たり前への疑問」がありました。


でも社会は、「当たり前」や「偉い先生」を中心に動きがちで、それに合わないと「マイノリティ」と呼ばれます。ならばと、今回のワークショップでは、「マイノリティ」をキーワードにしました。定義は、「多数派・主流派との違いを自覚でき、現状の当たり前に居心地の悪さを感じる人」、そんな気持ちを「社会に活かそう/活かしたいと思える人」といったところでしょうか。であれば、あなたのなかにも「マイノリティ要素」はある・・・。


今回登壇をお願いした日本IBMフェロー浅川智恵子さんは、視覚障がいを持つ研究者として、Webのアクセシビリティー向上に数々のインパクトをもたらす開発を行ってこられました。いわゆる健常者は視覚障がい者に対して、「全盲だからPC画面を読めなくて当たり前」「常に誰かの手助けが必要」といった見方をしがちです。浅川さんが挑戦し続けてきたのは、こうした「当たり前」」の打破です。今、浅川さんは研究を通じて世界中の視覚障がい者のみならず、すべての人々の生活の質(QoL)の向上、未来に向けて様々な可能性を広げることを目標に日々努力を積み重ねています。


もう一人、基調講演をお願いした吉川弘之さんは、東京大学総長、日本学術会議会長、国際科学会議会長、産業技術総合研究所理事長などの要職を歴任されており、多くの人から「マイノリティ」とは思われていないでしょう。しかし、ご本人の意識は全く異なり、常に現状に疑問を持ち、これまで多くの「主流派」と闘い、そして今なお闘い続けていらっしゃるのです。その経験談とともに、自分の違和感がどのように世の中を変えてきたのか、今後どう変えていきたいのか、他ではなかなかお聞きできない話をしていただきます。


お二人の話を聞いて、記憶の奥に忘れかけていた小さな疑問に、それを感じた時の自分に、思いをはせてください。そこに、新しい世界を創り出す最初の一歩、発想や着眼の芽があるのです。ごいっしょに未来を変える種を手に入れましょう!

タイムテーブル 13:00 受付開始
13:30 趣旨説明
13:35 日本IBM 浅川智恵子フェロー 基調講演
14:00 吉川 弘之 科学技術振興機構 特別顧問 基調講演
14:25 グループ討議
14:55 パネル討論
15:25 総評・閉会挨拶
15:30 終了
企画提供者 科学技術振興機構 ダイバーシティ推進室
開催日 11/5(土)13:30-15:30
形式 ワークショップ
URL http://www.jst.go.jp/diversity/other/agora2016.html
申込方法
事前申込期間
Webサイト上申込みフォーム
10月1日~11月3日
定員 事前申し込み枠の定員 30名
当日申し込み枠の定員 10名